熱診断について

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土壌乾燥炉の熱診断風景

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ボイラの熱診断風景

熱診断とは

熱診断とは、燃焼効率を測定し、ボイラの省エネ運転およびコスト低減を提案する出光グループ独自の診断技術です。

熱診断使用機器

※熱診断に使用される機器の一部です。

ご提案の内容

  • 運転調整による省エネ
  • 燃料転換による省エネ
  • ハード面の改善提案 他

診断後にボイラ効率の改善方法をご提案いたします。また、大気汚染物質総合調査票やばい煙データ作成などを行います。熱診断は、企業様の省エネ、コスト削減と環境改善(CO2削減)に貢献いたします。

※工業炉、大型ボイラ(10t/h以上)を対象とした熱診断も実施しております。
(専門の技術者を派遣します。)

対象機器

  • ボイラ(10t/h以下)
  • 乾燥炉など

診断項目

  • ボイラ効率(省エネ法に対応)
  • スモーク度
  • 排ガス温度、O2濃度
  • NOx,CO濃度 

熱診断提案実例

空気比の低減 A工場殿のケース

基本データ

使用燃料 A重油(硫黄分0.7%)
燃料使用量  1,500kL/年(@80円/L)
ボイラ 4t/h 炉筒煙管ボイラ

測定結果

O2濃度 7.5%
排ガス温度 270°C
診断結果・ボイラ効率 84.1%
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提案内容

O2濃度の管理目標値を5%に 設定することを提案

効率改善 86.3% へ(右図参照)
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効果

燃焼空気量低減による燃料節約費等
[年間]
約260万円(2.2%削減)
CO2削減量:89トンの削減を実現。

実例1写真
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熱診断後の改善提案により、効率が86.3%に改善しました。

炉内清掃(排ガス温度低下) B工場殿のケース

基本データ

使用燃料 A重油(硫黄分0.8%)
燃料使用量  1,000kL/年(@80円/L)
ボイラ 4t/h 炉筒煙管ボイラ

測定結果

O2濃度 5.4%
排ガス温度 308°C
診断結果・ボイラ効率 84.0%
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提案内容

炉内・煙管の清掃をご提案しました。
その結果、排ガス温度が260°Cになった場合。

効率改善 86.5% へ(右図参照)
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効果

炉内清掃による燃料節約費等
[年間]
約200万円(2.5%削減)
CO2削減量:68トンの削減を実現。

実例1写真
graph01

熱診断後の改善提案により、効率が86.3%に改善しました。